一昨日の日経新聞を見てびっくり。
はい、上の写真を見てください。
ふつうの書籍広告なわけですが…。
この2冊とも、わたし、一昨日買ってるんです。
名古屋で時間が空いたので駅ビルの三省堂へ。
そこで、あんだけある…おそらく数万冊ある書籍のなかから
この2冊だけを購入しているのです。
「この広告を見たからでしょう」
いえ、違います。
だからびっくりしているのです。
この広告をみて、「購入を決心」したわけではありません。
いえ、それぞれの本の存在は知ってました。
新聞の書評とかを読んで、興味は持ってました。
しかし、この広告を見た記憶がありません。
「認識した」のはたった今です。
だからびっくりなのです。
「わたしの購買行動は、無意識に誘導されたのか?」
一昨日、新幹線の中で新聞自体はめくって
ほぼ全ページ目を通しましたから
「認識しない」だけで、目には入っていた可能性は大です。
それがサブリミナル効果を発揮したのかしら。
う〜ん、、だとしたら、
まさにマス広告の威力を実感、というところであります。
マス媒体の地代はとても高いです。
ですから、そこでの広告の目的は、
商品の特徴を納得してもらうよりも
商品の印象を認知してもらうことが多いです。
ようは「刷り込み」ですね。
この刷り込まれた印象が、実際に店舗に立った時、
無意識に「効く」というのが
マスメディア広告が存在するロジックです。
今回のわたしの購買行動は、
それを証明することになってしまったのでしょうか。
しかし、偶然にしてもちょっとねえ…。