これはわたし自身の言葉ではありませんが…
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いかに日本の情報が人々のニーズに沿っていないのか、また、みなさんが世界情勢を知りたいという気持ちが強いのかを感じるわけです。
頭ごなしにこの国の人は国際政治なんて関心ないなんて決めつけて、低俗な話題を垂れ流しにしているメディアは、それ自体がいずれ国益に何らかのダメージを与えかねないという事を自覚して頂きたい。
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と、なかなか手厳しいコメントの主は、日本人ではありません。
エジプトの方です。
テレビにもよくでてくフィフィさんですね。
http://ameblo.jp/fifi2121/day-20110203.html
フィフィさん、母国の現状に、当初は言葉を選んでいたようです。
タレントとしての立ち位置もありますしね。
しかし、昨日のブログを見ると、その迷い(?)も吹っ切り
実に清々しく「真実」を綴ろうとしているように見えます。
それにしても、つくづく日本の報道内容と
現地の人の認識のギャップです。
たとえば、ムスリム同胞団は
「非合法な組織」「イスラム原理主義的非合法集団」
と、いかにも犯罪組織のようになんどもテレビで繰り返されました。
しかし、フィフィさんによれば…
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ムスリム同胞団は孤児院や病院などを設立し古くから民衆をサポートしてきた団体、組織であって、過激派とは全く異なる。
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ということです。
わたし?
フィフィのほうが信じるに値すると感じます。
なにより、彼女には覚悟があります。
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でも、今はもう迷わない!→どこかで聞いたことあるフレーズ。読んでくださってるみなさんがわたしに勇気をくれました。私は命と引きかえに、そのリスクをかえりみず母国の為に、またアラブの為に、叫び続ける彼らの為にもあきらめないと決めました。
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記者クラブに詰めている方々が「命と引きかえ」に記事を放つ人がいるとは思えません。
記者だけでなく、解説者といわれる人たちもいつも目線が変。
先日のテレビでの解説者の言葉…
「心配なのはこれで中東情勢が流動化し、
テロのリスクがひろまる、
石油が上がるといったことです」
あなたは誰の心配をしているの?
と不思議になりました。
ということで、しばらくフィフィさんのブログから眼が離せません。
こちらです→http://ameblo.jp/fifi2121/