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それはビジネスではなく、いかさまでは?

コンプガチャの中止でさまざまな影響や憶測が出ているようです。
「これで広告収入が減るテレビ業界がたいへん」、とか、「今回の規制は省庁の利権争いだ」とか。
そもそもコンプガチャ自体を知らなかったので、「何十万円使おうが自己責任じゃないですか」という知人のコメントにも、そんなものかもとあいまいな受け答えをしてました。
でも、週刊文春の記事を読んで、これは規制すべきだ思ったので書いておきましょう。
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コンプガチャ=コンプリートガチャとは携帯電話用のソーシャルゲームであります。
子供のころ、ガチャガチャと 呼ばれていた街頭ゲームがありましたが、そのバーチャル版なわけですが、カプセルに入ったアイテムをそろえる=コンプリートすることで希少アイテムが入手できるというわけです。
んで、このカプセルに入ったアイテムが、あたかもくじ引きのようにランダムに出てくるものと考えていたのですが、どうやらそうではないらしいのです。
「たとえば10枚の特定のカードをそろえるコンプガチャがあったとして、8枚までそろって残り2枚になった時点で、出現確率が低くなるように設定しているので、残り2枚はなかなかそろわない。ユーザーはそれまで投資したお金が惜しいので、残りの2枚のためにさらにお金を使う」
これは、大手のゲームサイト運営会社の社員の証言。
いや、つまりは「いかさま」ではないですか、これ。
ヤクザの賭場で、最初はわざとちょっと勝たせて、そのうち大勝負で負けさせて、金貸して、身売りさせて…という、絵に描いたようなパターンと同じ構図ではないですか。
それをハイテクコンピューターを駆使し、効率的、科学的に行うところがエグイ。
「あらゆるデーターからユーザー行動を把握し、継続率ががくんと落ちるポイントを見つけ、それを埋める作業を日常業務にしている」というのは、ゲームプログラマーの証言。
こうなると、夢もストーリーも関係ない、人心の性を利用し、コントロールし、効率よく「集金する」システムがコンプガチャ、と思えるわけです。
わたしも広告を作ってますから、人心の性を利用することは行っています。
ビジュアルやコピーで人の心を動かしたり、コントロールする技術も持っています。
けれど、それを使いすぎれば、実態商品との乖離が大きくなり、結果、顧客は離れていきます。
それがわかってるから(だけではなく、人をだますのがイヤだから)そういう広告は作ろうとはしません。
コンプガチャの怖いところは、その「顧客離れ」のタイミングもコントロールし、さらにお金を搾り取ることです。
「人心をコントロールしてお金を搾り取る技術」が肥大化したモデルのように見えます。
しかも、パチンコや競馬と違って、24時間、誰の規制を受けることもなく、ず〜っと営業してきたわけです。
グリーの広報は否定しているそうですが、その会社の最高幹部は「(コンプが中止になる)5月末までにできる限りコンプで儲けよう」と発言しているとか。
そういう売上によってもたらされる広告で支えられたテレビ業界もたいへんであります。
ところで、コンピューターくじによる「いかさま」は他にも話題にのったことがあります。
例の政治家を強制起訴した検察審査会の人選ソフトもいかさまだったと、一部の取材では報じられています。
そういう「いかさま」も、今後は取り締まってもらいたいものです。

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